踊りの無い静かな郡上八幡の夏 2006/08/30



今回の青春18切符の旅は、以前から、いつかはと思っていた郡上八幡とした。
朝6時39分草津発。米原、岐阜、美濃太田まではJRなので料金不要。


ここからは長良川鉄道となり郡上八幡までの1時間20分は1200円の出費となる。


わずか1両編成のワンマンカー。


どの駅もレトロなかわいい、ほとんど無人駅。


郡上八幡に到着。


昔のままの雰囲気を残した貴重な駅。残して欲しい。


当時の貴重な資料。鉄道ファンには垂涎もの。


設備、備品など、よくここまで残っているものだ。


今年の踊りシーズンには7万人が訪れたというこの町。


「豆バス」は町内を巡る。赤と青の2ルートがあり、料金は100円。


どこか、トトロの猫バスを想像させられる。


かわいい車内。


城下町プラザは名古屋、岐阜への高速バスが発着する、町の中心。






町内を流れる吉田川が町の人の心の支えだろう。


美しい水に多くの魚が生存。釣り人多し。


ガイドブックなどで、郡上八幡の見どころを調べてはきたが、とりあえず、郡上八幡城へ。博覧館との共通券。


ちょうど八幡城の天守が見える。
今年のNHK大河ドラマ「功名が辻」のヒロイン千代の出身は近江か、郡上八幡かでもめている。
郡上八幡はいたるところで、千代の郡上八幡出身を力説。千代が初代郡上八幡城主遠藤盛数の娘というのである。
真説かどうかは別にして、だからといって、山内一豊と郡上八幡は歴史的にもあまり関係は無いのであって、千代が当地出身というだけで、これだけ、大々的に観光の目玉とするのはどうかな?。我が滋賀県近江は安土、長浜、近江八幡・・・と、山内一豊と千代が出世街道を突き進んだ地方である。ちなみに、NHKドラマでは千代は近江出身としている。




殆どの日本の城は訪ねて来たが、この郡上八幡は未経験。これが最後?とか言って・・・・


猛烈な暑さの中、さあ、歩くか。




構成としては、美しい。


ただ、「千代の里」・・・・・でしょう?


四層の天守は死相を思わせ縁起が悪いと言われるが、結構多くある。








模擬天守ではあるが、日本で最も美しい天守と言う人もある。


山内さん、郡上にようこそ。


山並みが美しい。


現在の天守閣は1933年(昭和8年)に築かれたもの。








戦前でもあり、復興したと言っても、コンクリートでなく、ちゃんとした4重5階の木造建築。


天守内を多くの人が歩くと、あちこちで、「ギシギシ」と音がする。


354mの高さから


水郷の町を望む。






町のどこを歩いても川のせせらぎが聞こえる。


昔はどこにもあった民家のうだつ。紅殻格子の民家は懐かしい。


郡上八幡博覧館


郡上八幡の歴史から名所などの展示。


最も歴史的な出来事は「郡上一揆」




あちこちで、競うように千代出生の強調。




郡上踊りは期間が長い。7月から始まり、9月まで続く。


踊りの実演。


観客のみなさんも、踊りに入れるようにやってみましょう。




 10種類も違う踊りがあることを知らなかった。
「かわさき」、「春駒」、「ヤッチク」など、リズムが速いのがあれば、踊り手が疲れたらゆっくりの曲というように。
下駄をカンカンと鳴らして踊るのは、まるで、タップダンス。
そういえば、タケシの映画「座頭市」で下駄ダンスを観た。


郡上踊りの10曲
「古調かわさき」「かわさき」「三百」「春駒」「ヤッチク」「げんげんばらばら」「猫の子」「甚句」「さわぎ」「まつさか」





みたらしだんご1本80円。実にうまい。徹夜踊りの日は終夜営業するという。


レストランや食堂に展示されている食品サンプルの殆どは郡上八幡で生まれているとか。




日本人の器用さの象徴。


手にとってかじりたくなるよ。


どんな方法で作るのか?


こういう料理ができる「キッチン」はなんか、ペンキやグラインダー・・・・・


食品のサンプルなら何でも作ります。


あえて、「食べられない」と表示しておかないと、おもわず食べる人がいる。


ステーキも実におみごと。


食事前に来ないこと。




サンプル作りの体験ができます。
これらに衣をつけて「揚げる」んだそう。つまり、天ぷら作成です。



実際のお料理もできない人もいるんでは?


ころも、油などの材料は違うが、やり方は実際の料理と同じです。


おみやげは、リアルなキーホルダーとかマグネット。






吉田川の清流で釣りをする人も。



新橋から吉田川に飛び込むという。「1.2.3」のかけ声。

 
すごい勇気・・・・エライ。


この子は小学生なんだそう。

 




女の子もあっという間に飛び込んでいきました。




こういう勇気を持った若者にこの国を期待したい。



二人同時飛び込み



旧庁舎記念館でレンタサイクルを借りることにした。



「やなかのこみち」の冷たい水に遊ぶ子供たち。



「踊りしるこ」をおみやげに。



遊童館はおもしろそうなので入ってみた。
水野雅雄氏の心のミュージアム。切り紙、木彫刻、紙人形、そして、動物を擬人化したすばらしい絵など。





2階から城がバッチリ見える。








サンショウウオのキャラクターによる楽しい絵本は特に秀逸。




楽芸館は昔、医院だった建物を保存しているようだ。レントゲン館など、鉛の入った壁など、興味深い。


いがわのこみちでは、アマゴ、鯉が泳ぐ。


「鯉に触れたよ」










慈恩禅寺には名庭があるという。






 名勝庭園「てっ草園」は秋の紅葉が特に美しいという。
なぜか、完全撮影禁止。何かあったのだろうか。リピーターは期待できないのでは?





この看板はいつからのもの?


石畳の向こうに。


「日本名水100選」に選ばれた宗祇水の湧き水は地元の人が生活用水として今も使う。


ここも、人力車タクシーの営業




 宿泊は、インターネットサイトで民宿を調べ、地図から選んだ。
川に近く、城が望めそうな場所にある「ふきのゆ」で予約した。




町から少し離れた場所で、閑静な雰囲気と日本庭園でいい雰囲気。


目の前に城も見える。




夕食をいただく。


頭から全部食べられる。


鮎そうめん


朴葉焼き。かぼちゃがほっくりとおいしい。


「ふきのゆ」の若女将は超若い。


鮎の塩焼き


踊りの日は、遠くに、聞こえてまたいい風情だろうが、今は静かで、これもまたいいのでは?


翌朝


若女将、お世話になりました。


おみやげに買った食品サンプルを見てみよう。鮭の切り身、枝豆、ミカン。


 いつもなじみの切り身。しかし、なまなましい。
裏はマグネットで冷蔵庫などにペッタンですが、明日、弁当箱に入れて行く?



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