見えない人類の敵 COVID19 2020/06/19



 見えない人類の敵は昨年12月ごろに中国武漢市に現れた。
 当時、人がバタバタ倒れているというニュースがあったが、まだよそごとに思っていて、平和に年末、年初を迎えていた。
 毎年インフルエンザで世界で多くの死者が出ているのは当たり前のこととして受け入れざるを得ないのだが、これはいつものインフルエンザとは違う。発症する前に人にうつすらしいことが分かって大混乱に陥った。
 1月、2月、そして3月・・・。みるみるうちに全世界へ感染蔓延、膨大な感染者、死者を出し、今も毎日次々と人が感染・死んでいる。





 武漢には中国最大の細菌兵器研究所が2つもあるという。そこで使用された検体動物が食用として市場に流れたという噂も、なんでも食べる中国人だからありうる。とりわけ、コウモリが怪しいという。また、中国が細菌兵器としてのウィルスを開発中に事故で武漢市内に広まったとの説もある。







 コロナとは太陽のフレアのように表面に見えるたくさんの突起の形状が王冠(コロナ)に似ているため、コロナウイルスと呼称するようになった。このような形状のウィルスは自然発生はせず、何らかの人工的なプロセスしか発生しないということから、まさに中国が作った細菌兵器ではないかという憶測がある。




 中国政府はこの事実をひた隠し、世界への発表を隠ぺいした。武漢の研究所も証拠隠しのため、既に爆破してしまった。WHOのテドロス事務局長(エチオピア出身)は中国からエチオピアへの大規模な援助から、中国に遠慮して表立って批判せず、「武漢ウィルス」との命名さえ否定した。そして、WHOは新型コロナウィルス(COVID-19)のパンデミック宣言を遅らせたため、全世界的に大拡散してしまった原因となった。

3月16日、まだ政府は緊急事態宣言を出せない。莫大な経済落ち込みが怖い!









 人工呼吸器不足、医療崩壊、世界の各国ではロックダウン(都市閉鎖)が宣言され、有名な観光地も人が消えた。

 日本ではライブハウスでのクラスター感染、3密(密閉、密集、密接)、ソーシャルディスタンス、ステイホームなど、今年の流行語の候補ばかり。

 東京オリンピックの延期、外出自粛、ステイホーム、会社はテレワークで出勤制限、大相撲は無観客場所で開催、学校の閉鎖、プロ野球、高校野球の中止、全てのイベント中止、美術館、映画館の休館、大型店舗の食品以外の休業、テレビドラマ、映画の3密のため収録できず放映休止などなど、外でのドア、つり革、手すりを触れた手で顔を触るな(マスクはこれにも効果あり)、マスク、消毒液の品薄暴騰、人とは2m以内に近づくな、店のレジは透明シールで覆うなど、我々が体験したことのない別次元の社会が3ヶ月以上続いた。

 100兆円、200兆円の投入というものすごい対策が打ち出される。(お金はいくらでも刷れば良い)全てこれからの国民につけがまわっていく・・・
 住民登録している全ての国民(外国人含む)に一律10万円が支給されたり、1家族2枚ずつのマスクが送られて来た。

 しかし、外出規制で多くの店や旅館、企業は客数の激減に持ちこたえられず倒産して行った。政府からの補助金はあるが支給が間に合わなかったところもあった。
 海外からの入国制限で年間何千万人という海外からの観光客数も90パーセント以上減少、影響は計り知れない。

おりおりで新聞の1ページを記録していたのでここに残す。










IOCとの協議で東京五輪を1年延期、断腸の思い!











そして、遂に、緊急事態宣言!






ゴールデンウィークに外出自粛、全国の祭りが中止に!




ようやく全面解除!








 5月29日、新型コロナウイルスへの対応を続ける医師や看護師に敬意を示すため、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」6機が29日、東京都心を飛行した。






 他に6月1日には全国の花火会社が新型コロナウイルスのパンデミック終息を願った花火が、各地で一斉に打ち上げられた。



 いつになったら終息するのだろうか。夏になって暖かくなると少しおとなしくなるようだが、南半球の国はこれから冬へ。コロナウィルスは地球規模で広まっていく。そして、今度の冬に変異してさらに凶暴化した第2次コロナウィルスといつものインフルエンザがWで襲って来る!

 ウィルスはどんな動物よりも恐竜よりも怖い。天然痘(疱瘡)は唯一(日本人が)絶滅させた疫病だが、それ以外、人類は地球上でウィルスと共存して生きていくしかない。

今回のウィルス蔓延は社会の大変化を起こすだろう。会社の働き方、無駄を省く構造、レジャーの過ごし方・・・

 とりあえず、本日、全国的に移動解禁になっとことを切れ目として長かった恐怖の期間を記録しておく。

2020/6/19現在の世界の状況

  
感染者数はPCR検査をする母数次第で国によって差が出る
アメリカの死者は3ヶ月で10年間のベトナム戦争よりも上回った
中国の死者数は信用できない


 ヨーロッパ、アメリカでものすごい死者数が出ているのに、日本では死者は圧倒的に少ない。これはなんなのか。ファクトXと呼ばれているが、日本人の清潔さ、マスクの徹底着用、学校時代のBCG接種など・・・
 エボラやエイズの治療薬、某インフルエンザの治療薬が効果があったとか。しかし、ワクチンが出来るのか、いつ出来るのか・・・


100年ごとにウィルスパンデミック!


 「ペスト」
   1720年前後にはフランスで大流行、10万人が死亡。
 「コレラ」
   1820年前後にはアジアから中東、ヨーロッパ、アフリカまで蔓延。
 「スペイン風邪」
   1920年前後には、世界で1億人が亡くなった。
   当時の世界人口、20億人の3割に当たる5億人が感染。
   日本では、人口5500万人のうち2300万人が感染し、45万人が死亡。

 「新型コロナウイルス」
   2020年前後 新型肺炎が発生し、パンデミック状態となっている。



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