黄斑前膜手術 2025/12/13



 秋ごろから左目の視力急低下があり、増田眼科医院で検査の結果、「黄斑浮腫」の診断、紹介状をもらい、滋賀医大眼科で検査。
 「黄斑前膜症:網膜に膜が張っている、手術で除去」とのことで、12月8日から1週間の入院(手術は9日)に決定。手術のついでに白内障もやってしまうということ。
 目の手術なんて恐ろしくて、毎日が不安でいっぱい。この歳になると、白内障の手術をしている人は多く、一般の眼科病院で簡単でその日に帰れるそうだ。
 しかし、「網膜の上に張り付いた膜をピンセットで」なんて、なんと恐ろしいこと!


ネットからの情報(黄斑前膜)

原因・病態
網膜上膜、網膜前膜、黄斑前膜などともよばれ、黄斑の網膜表面に薄い膜が形成される疾患です。膜が縮んでくると、網膜自体にも皺(しわ)ができます。
加齢に伴って形成される特発性ものがほとんどですが、他の病気に伴って生じる続発性のものもあります。


黄斑上膜(黄斑前膜)は光沢のあるセロファン膜のように見え、周囲の網膜にしわが形成されている。


症状
早期には自覚症状はなく、人間ドックなどで偶然発見されることも珍しくありません。進行すると、網膜にしわができるために、物が歪んで見え(変視症)、視力低下が生じます。特発性の場合には進行が非常にゆっくりであることが多く、数年から10数年の経過でじわじわと進行していきます。続発性のものは、特発性よりも進行が早いことが多いとされています。



原因
50〜70歳代に見つかるものの多くは、特に原因がない、加齢に伴うものです。続発性のものは、網膜剥離やその手術後、ぶどう膜炎などに伴って生じます。


検査
膜の広がりを知るために眼底検査をします。しわの程度や視力に影響する黄斑の変形の程度を評価するために、光干渉断層計(OCT)検査を行います。アムスラーチャートやMチャートと言った、ゆがみの程度を評価する検査もあります。続発性のもの、特にぶどう膜炎に併発するものに対しては、蛍光眼底造影検査を行ない、炎症の活動性を評価することもあります。



治療
点眼や内服薬で有効なものはありません。自覚症状が軽度の場合には経過観察をします。自然に網膜からはがれることがありますが、極めて稀です。病態が進行し、変視症が強くなる、視力が低下するといった症状が自覚されるようになれば硝子体手術を行います。網膜表面に存在する膜を小さなピンセットで摘まんで、除去します。白内障の手術も同時に行うことが多いです。


事前に渡された目薬を手術4日前から欠かさずさす

そして、12月8日午後に滋賀医大病院に入院


病室5D病棟8号室前にて


リストバンド、これつけたら退院まで逃げられない


5D病棟


お風呂は希望時刻のところに


12月8日 夕食、ちょっと豪華?



そして、翌日、手術の日は朝から絶食

死刑執行の11時過ぎても迎えが来ない。恐怖の時間が過ぎ・・・

11:30に車椅子に乗せられ、3階手術室へ

左目の下から局所麻酔注射

あとは、ただ倒した椅子に動かず、ちょっとでも動いたら大声で「動くな!」
医師、看護師の声ははっきり聞こえるが眼球の中で器具が動いているのさえ分からず
網膜の上の前膜をピンセットで剥がして、剥離しかけの網膜をレーザーで数か所焼き切るなど、
生まれてから働いてきた水晶体を砕き吸い取り、そこへ人口のレンズを入れる。
1時間半ぐらいかな、「終わったよ!」、「ありがとうございます」

麻酔が切れる時間になっても痛くもなんともない。ほんまに手術してくれたの?


12月9日 手術後の遅い朝食(+昼食)が来た!


洗濯機は200円コイン、乾燥機は100円コイン。1階のコンビニでどちらも100円


丹下左膳


12月9日 夕食


そして、12月10日 朝食


手術前と同じく4人の医師が次々と検査診察


左目だけ、この時間になったらさす目薬


12月10日 昼食


目薬さすときだけ眼帯を外す 顔が洗えず、ひげボーボー風呂も入れず


12月10日 夕食


片目って不便、遠近感が無いからお茶が入らず、机にドボドボ


12月11日 朝食


病院食で少し痩せることができた?


病棟は中吹き抜け、ここから飛び降りたら?


12月11日 昼食


12月11日 夕食


12月12日 朝食


毎日毎日検査検査


12月12日 昼食


12月12日 夕食


12月13日 朝食


退院前の検査でも順調、無事退院できました

執刀医のS教授、名医です!


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